【放送大学】公開講演会(無料)「ステップアップセミナー」の開催について
終了

福岡

開催日時 2025年8月9日 10時00分 ~ 15時00分
開催場所 放送大学福岡学習センター(春日市春日公園6-1 九州大学筑紫キャンパス内)
アクセス JR大野城駅から徒歩5分、西鉄白木原駅から徒歩10分
参加費 無料
定員 各50名(先着順)
主催者 放送大学福岡学習センター
お問い合わせ 電話:092-585-3033 メール:fukuoka-koen@ouj.ac.jp
特記事項 どなたでもご参加いただけます。
サブ会場(放送大学北九州サテライトスペース(北九州市八幡西区黒崎 コムシティ3階))でも聴講いただけます。

内容

■8月9日(土)10:00~12:00
【講演】私たちの住まいと暮らし方から考える熱中症
【講師】九州大学大学院総合理工学研究院教授 萩島 理
【概要】近年、西日本では日平均気温が平年値に比べ極めて高い猛暑の年が頻発するなど、地球規模の気候変動の影響が身近に感じられるようになりました。それに伴い、熱中症に伴う救急搬送者数や死者数も増加傾向にあります。こうした状況を踏まえ、本講義では熱中症に関して、建築環境工学の観点での住まいのシェルター効果、救急搬送データやアンケート調査の分析に基づく知識ー認識ー行動の3ステップによる予防策についてお話しします。

■8月9日(土)13:00~15:00
【講演】東アジアの青銅器と鉄器の始まりを考える
【講師】九州大学名誉教授 宮本 一夫
【概要】モンゴル青銅器時代墓葬の発掘調査から、東アジア特に中国での青銅器や鉄器の始まりがどのようにしてそして何時始まったのかを明らかにします。それはユーラシア草原地帯を経て西アジアから東アジアへ広がったものでした。その広がりは、ユーラシア草原地帯における人の移動とも関係していました。農耕社会と牧畜社会の接点で受け入れられた青銅器や鉄器は、農耕社会の中国において独自な技術に転換して行きます。